治療薬〜食前に飲む薬を食後に飲んでも大丈夫

薬の飲み方・使い方

治療薬/食前/食後/大丈夫

薬の飲み方・薬の使い方では、身近な治療薬からあまり耳にすることのない病気に対する治療薬の情報を掲載していますので参考にしてださい。
薬の飲み方や薬の使い方を正しく使用しないと副作用や症状が悪化することになりますので注意が必要です。
市販の治療薬でも、わからないことがあったり、複数の薬を一緒に使っても大丈夫なのかと心配になったら迷わず医師や薬剤師に相談することも大切になります。治療薬は、病気を治し健康にしていくものです。
治療薬についてわかりやすく、できるだけ簡単に説明していますので皆様にお役に立てれば幸いです。

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食前に飲む薬を食後に飲んでも大丈夫


食前・食後・食間といった決まったタイミングで服用する薬は、食事によって吸収効果が増減したり食事そのものをターゲットにしてつくられています。
食後の血糖値上昇を抑える糖尿病治療薬は、食事そのものをターゲットにした代表的な薬になります。血糖値は食後に急に上昇し時間が経つにつれて血糖値は下がってきますので食間に服用しても意味がありません。そのため、内服剤の糖尿病治療薬は食事の直前か食事直後に服用するようになっています。最近では速攻性はありますが持続時間が短いミチグリニドカルシウム水和物が発売され、食後5分以内に服用しなければならない薬もあります。
また同じ糖尿病治療薬で糖質の消化を遅らせる働きがあるα-グルコシダーゼ阻害薬も食前に服用しますが、この薬は消化管の中で食べ物と薬が一緒でなければ効果があらわれません。そのため薬と食事の時間が大きくずれると効き目がないために服用した意味がありません。
反対に食べ物と一緒になってはいけない薬もあります。食べ物と薬が胃の中で反応を起こし体内に吸収されにくくなってしまうためです。このような薬は、食事と食事の間の空腹時に服用するよう指示されます。空腹時には胃の中には何もないので効率よく薬を吸収することができます。
また、食後に服用する薬には胃に障害を起こしやすい解熱鎮痛剤があります。これは、食べ物によって胃の粘膜を薬の副作用から守るために食後に服用するようになっています。そのほかに長い時間効果が続くように工夫された除放剤も食後に服用する薬のひとつになります。除放剤を空腹時に服用すると、持続効果が短くなったり薬が急激に作用することあります。
食間の薬を、空腹時に薬を飲むと胃が荒れそうなので食後に飲む人もいるようですがこれは大きな間違いです。これは薬の効果が出るように決まった時間に服用するようになっているのですから、服用タイミングを守らないと薬を飲んだ意味がありません。胃が荒れやすい薬であれば食後の指示がされますし、食前・食間の指示が出ている薬であれば胃が荒れるようなことはありません。


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