治療薬〜成長と薬の半減期

薬の飲み方・使い方

治療薬/子供/小児/こども/成長/半減期

薬の飲み方・薬の使い方では、身近な治療薬からあまり耳にすることのない病気に対する治療薬の情報を掲載していますので参考にしてださい。
薬の飲み方や薬の使い方を正しく使用しないと副作用や症状が悪化することになりますので注意が必要です。
市販の治療薬でも、わからないことがあったり、複数の薬を一緒に使っても大丈夫なのかと心配になったら迷わず医師や薬剤師に相談することも大切になります。治療薬は、病気を治し健康にしていくものです。
治療薬についてわかりやすく、できるだけ簡単に説明していますので皆様にお役に立てれば幸いです。

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成長と薬の半減期


半減期とは、薬を飲んでから血中濃度が最高になった後に、血中濃度が最大値から半分以下になるまでの時間のことをいいます。この半減期を調べることで肝臓で代謝分解や腎臓から尿への排泄の速度を知ることができます。
一部の薬を除き、大人より新生児のほうが半減期は長くなりますので、薬の成分が血液中に長くとどまっています。そのため、新生児の方が副作用が出やすくなります。
気管支ぜんそくの治療薬のひとつテオフィリンや同じ種類のアミノフィリンで例えると、生後一週間の新生児に投与すると、30時間と長い半減期になります。これは、薬を代謝分解する酵素の働きが新生児では弱いからです。しかし、成長するにしたがって酵素の働きが活性化されるようになり、生後2ヶ月では半減期は約半分の15時間、生後6ヶ月では5時間くらいになります。
1日に新生児に投与できるアミノフィリンの量は、体重1sに対して2〜3rになりますので、半減期に合わせて薬の量を増やさなければいけません。半減期が3〜4時間のときには、体重1sあたり12〜24r必要になってきます。
半減期が一番短くなるのは、生後6ヶ月から幼児のときで、それ以降は逆に半減期は長くなっていきます。思春期になると大人の半減期と変わらない8時間に近づいていきますので薬を服用するときには大人用の薬でよくなります。これは多くの薬にいえることです。大人の平均的なアミノフェリンの投与量は、体重1sに対して5〜8rになります。
副作用の危険を防ぐには、半減期から薬の使う量を調べることが大切になります。半減期が長い新生児には薬を少なめにしています。その後は成長に合わせて大人の薬の使用量に近づけていきます
医師や薬剤師は、子供の処方では半減期を考え細かな調整を行っています。


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