以前は病院で診察を受けると、病院内の薬局か受付で薬をもらっていましたが、最近では診察を受けたあとに、受付で薬ではなく医師が薬の種類や量を記載した処方せんをもらいます。そして、その処方せんを持って病院の外にある薬局で薬を受け取るようになってきました。この診察を受ける病院と薬を受け取る薬局に分かれていることを医療分業といいます。
処方には2通りあって、病院などの医療機関の中で薬が出る場合は院内処方といい、病院が処方せんを発行して病院外の薬局で薬が出ることを院外処方といいます。
薬局は、薬剤師が常駐しており調剤室があるところでなければ薬局とは名乗ることができません。処方せんに基づいて薬を処方できる医療医薬品を扱え一般医薬品の販売もできるのが薬局です。
一方薬店は、常駐薬剤師と調剤室の条件を満たさずに医薬品を販売するお店です。そのため、薬局という店名はつけることができないので、○○薬店や薬の○○という店名にしているところが多くあります。
薬店は4つに分類することができます。
一般販売業
常駐の薬剤師はいませんが一般医薬品はすべて販売できます。
薬種商販売業
薬種商試験に合格した人が設置し一定の制限のもとで医療医薬品も取り扱えます。
特例販売業
薬剤師はいませんが医薬品を扱う店のない地域に知事が指定した医薬品のみを扱うことができます。
配置薬販売業
知事が指定した医薬品のみを扱います。家庭の置き薬として有名です。
英語で薬局はファーマシー、薬店はドラッグストアーといいますが、アメリカのドラッグストアーは薬だけではなく、健康食品や化粧品など生鮮食料品以外の商品を一手に扱う大型小売店の総称です。
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